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ノートと鉛筆

​基調講演

 第9回待兼山会議(国際公共政策コンファレンス)では、2日目(3/17)に大阪大学特任教授である藪中三十二先生をお招きし、基調講演を開催する予定です。

​講演:
大阪大学特任教授 藪中三十二先生

1969年外務省入省、韓国、インドネシア、米国在勤の後、北米第二課長(日米経済摩擦担当)、国際戦略問題研究所主任研究員(ロンドンIISS)、ジュネーブ代表部公使、外務本省総務課長、アジア局審議官を経て、
在シカゴ総領事。

2002年よりアジア大洋州局長(六者協議首席代表)、外務審議官(経済担当・G8サミット・シェルパ)、

外務審議官(政務担当)を経て2008年に外務事務次官に就任。

2010年外務省退官後、外務省顧問、立命館大学客員教授大阪大学特任教授。

また、「グローバル寺子屋薮中塾」を主宰。
 

著書に『外交交渉40年・薮中三十二回顧録』『対米経済交渉』『国家の命運』

『日本の針路』『世界に負けない日本』『トランプ時代の日米新ルール』

『核と戦争のリスク(共著)』『世界基準の交渉術』

参加者へのメッセージ

世界に目を向けて、世界の出来事に関心を持つこと、そして、自分で考え、自分の意見を持つことを目指して下さい。

​審査員の先生方

​待兼山会議では、審査員の先生方に関して大阪大学の内外からご協力いただいています。

松繁 寿和先生 (高松大学経営学部教授)

高松大学 経営学部 教授
大阪大学大学院工学研究科 パーソル協働研究所 特任教授
大阪大学大学院国際公共政策研究科 ESGインテグレーション研究教育センター 特任教授

神吉 輝夫先生 (大阪大学産業科学研究所准教授(博士(理学))

1999年 3月 大阪大学 基礎工学部 物性物理工学科 卒業
2004年3月 大阪大学大学院 基礎工学研究科 物理系専攻 博士後期課程 修了 
2004年7月 米国IBMアルマデン研究所 研究員
2006年8月 特任助教 (大阪大学 産業科学研究所)
2008年5月 助教 (大阪大学 産業科学研究所)
2012年10月 准教授 (大阪大学 産業科学研究所)

伊藤 武志先生 (大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)
企画調整室長・教授/万博推進室副室長。博士(経営学)。)

銀行勤務、経営支援会社の経営者・代表を経て、2018年から大阪大学SSI教授に就任し、企業の経営管理・ガバナンス・管理会計・CSR・ESGを研究するとともに、万博・SDGsにも取り組み、各種の場づくりやプロジェクトを通して社会課題解決を推進。

​参加者へのメッセージ

高校生のみなさん、待兼山会議へのご参加ありがとうございます。みなさんとお会いできることを楽しみにしています。社会を変えるには、年齢は関係ありません。小学生から高齢者にいたるまで、思いを持ち、考え、行動することができますし、そういったみんなのリーダーシップが大事です。自分の思い・思考・行動だけでなく、支援や応援も含まれます。それらを行うにも、待兼山会議の基礎的素養の獲得や場慣れ、対話、交流はとても有用です。それと、ぜひ、楽しんでください!

上須 道徳先生 (大阪大学大学院経済学研究科教授)

2008年ミネソタ大学で博士号を取得(Ph.D, 農業応用経済学)。

大阪大学COデザインセンター等を経て2022年4月より大阪大学大学院経済学研究科教授。大阪大学では主に持続可能な発展に関わる実証・理論研究やサステイナビリティ教育に従事。また、地域づくりやこども食堂の実践活動および「SSI学生のつどい」といった公開講義も精力的に行っている。

新藤 一彦先生 (大阪大学共創機構・特任教授)

1991年4月NTT入社以来、研究開発、研究戦略、ビジネスプロデュース、大学連携等に従事

2018年7月NTTアドバンステクノロジに転籍し、営業、製品開発に従事 2019年10月大阪大学共創機構人材育成部門 部門長

2021年4月大阪大学2025年日本国際博覧会推進室 副室長

2022年9月大阪大学社会ソリューションイニシアチブ兼任教員

2012年2月東京工業大学から博士(理学)取得

参加者へのメッセージ

私は人生をフルマラソンに例えています。スタートラインは社会人として

活躍するときです。だから高校生の皆さんは、今、フルマラソンに向けて

の準備段階と言えます。フルマラソンという未来社会を構想しながら、

どんな準備をするのかがとても大切だと思います。準備する上で、皆さん

の直感(ヒラメキ)に期待します。当日、そのヒラメキに出会えることを

楽しみにしています。

久保田 雅則先生(大阪大学大学院国際公共政策研究科特任講師 博士(国際公共政策))

 2019年3月 大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程修了

 2020年4月 大阪大学大学院国際公共政策研究科特任助教

 2022年4月 大阪大学大学院国際公共政策研究科特任講師(現職)

​ 専門は、国際関係論、比較政治学、国際制度、国際規範、核軍縮不拡散、

 政治変動など。

 参加者へのメッセージ

 高校生の皆さん、この度は待兼山会議にご参加いただき、

 まことにありがとうございます。近年の国内外の社会を見渡しますと、

 私たちは、戦争、環境、人権といった様々な領域において多くの社会課題を

 抱えていることがわかります。一人の研究者として私は、日頃よりこれらの

 社会課題に思いを巡らせておりますが、この度の待兼山会議におきまして、

 これら多くの社会課題の発生メカニズムや解決法などを高校生の皆さんにご

 教授いただければ幸いです。

二杉 健斗先生(大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授(国際法))

2009年3月兵庫県立小野高等学校普通科卒業

2013年京都大学法学部卒業

2015年3月同大学院法学研究科法政理論専攻修士課程修了

2018年3月同博士後期課程修了

2018年4月から2020年9月まで岡山大学大学院社会文化科学研究科講師

2020年10月より現職

参加者へのメッセージ

若い皆さんならではの発想と思考、そして失敗を恐れないチャレンジ精神を楽しみにしています。

中嶋 啓雄先生(大阪大学大学院国際公共政策科 博士(法学))

1990年 3月 国際基督教大学教養学部社会科学科卒業

1990年 4月 一橋大学大学院法学研究科修士課程入学

1993年 9月 ハーヴァード大学大学院歴史学研究科留学 (フルブライト奨学金を得て、研究生として翌年6月まで)

1997年 3月 一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学

1997年 4月 大阪外国語大学外国語学部専任講師

2000年 1月 同助教授(後に准教授)

2002年 7月 ウィリアム・アンド・メアリー大学フルブライト客員研究員(翌年4月まで)

2002年12月 一橋大学より博士(法学)の学位を授与される

2007年10月 大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授(大阪外大と阪大の統合に伴う)

2016年 4月 同教授(現在に至る)

専門はアメリカ外交史、国際関係史、日米関係史など。

研究テーマは日米文化交流とアメリカ外交の史的展開。

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