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全国の高校生が集い、
  研究成果を熱く発表する2日間

​研究の発表、フィードバックを通してさらなる飛躍へ

   

 創設

 待兼山会議(国際公共政策コンファレンス)は、2015年度より大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP)の主催のもとで開催されている研究発表の学会です。本会議は、高校生の探究活動での研究成果を発表する場を設けることを目的に創設されました。創設以来、国際的な諸課題の打開や解決を目指した社会科学系などの研究に着目し、そうした研究の成果を披露する場を高校生に提供してきました。

 本会議の歩みと特徴

 本会議は、高校生自身が行ってきた研究を発表する場になっていることに加え、審査員を務める大学大学教員からのフィードバックや高校生同士の議論を経て、研究に更に磨きをかける場にもなっています。過去の待兼山会議では、日本のみならず海外からの参加も含めて、初対面の高校生同士が相互に刺激を喚起し、そして社会問題に深い関心のある生徒同士でネットワークを形成してきました。

 

 また普段は交流のない全国の高校生が一つの場で互いの研究成果を披露し意見交換を行うため、非常に高次の知的活動の場となっているのが最大の特徴です。

 本会議は2日間にかけて開催され、初日は研究テーマごとに分かれた分科会にてパネル発表を行います。2日目には各分科会から選抜された優秀な研究発表が全体会にて発表され、評価の高かった研究が表彰されます。また、大学内外から講師をお招きして基調講演を行い、社会課題に関して高校生に新たな視点を提供する取り組みも続けてきました。

 本会議の発表では、自身の体験、現状分析や先行研究のまとめにとどまらず、適切な論拠に基づく具体的な解決策の提言を目指した研究が求められます。また、テーマ設定の明確さ、独自性、研究全体の論理性などが重視されます。

​【過去の開催の様子】

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