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第9回待兼山会議 審査結果(昨年度)
分科会・全体会における厳正な審査を経て、以下の2つの発表を最優秀賞・優秀賞に選出しました。
最優秀賞
「自閉スペクトラム症の早期発見」
最優秀賞を獲得したこの発表は、未成年期における自閉スペクトラム症(ASD)の発見の遅れから生じる様々な二次障害の予防に着目したものでした。海外の取り組みの事例を引用しながら、ASDの傾向がみられる児童・生徒のスクリーニングを実施することや、教員や保護者といった学校を取り巻く多くの関係者に向けた ASD 理解増進のための取り組みに関する発表が 行われました。
優秀賞
「日本の難民認定制度における現状と課題-海外事例との比較による検討-」
優秀賞を獲得したこの発表は、日本の難民認定制度における機関の位置づけや認定基準、認定プロセスにおける特異性に着目したものでした。約 30 件にものぼる論文やデータを用いた調査と弁護士へのインタビューを行い、日本の現状から見いだされる課題とそれに伴い必要となる世論形成に関して提言を行いました。
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